継続こそ力。共に流した汗の分だけ、
「誇り」が実感できる。

建設業はご想像の通り、地味でありながら、大変な労力を要する仕事です。
その一方で、現場で流したその汗が、直接的に、地域の皆様の「家に帰れば電気がつく」ですとか、「目的地まで車でスムーズに行ける」ですとか、そういった日常のライフラインを支えているという、確かな実感・手応えの得られる仕事だと思っています。 自分たちの子供世代の将来の街に「残すもの」を作っていく“誇り”は、何にも代えられません。建設業界は景気に左右されやすく、しばしば苦境にさらされることも多い業態ですが、当社に関しましては事業における絶対的な柱と、他社に負けない社員の和で、創業以来、まずまず堅調に成長を続けられています。事業を成し得ていくうえで、私の理想は円状の組織です。たとえ優秀な社員であっても、一人の力では限界があります。社員が輪にさえなれば、苦労は何分の一にもなり、喜びは何倍にもなります。現場では社員一人ひとりが社長のつもりで責任を果たしてほしいですし、誰一人が欠けても現場は成立しません。秩序を保つうえでの上下関係は当然必要ですが、共通の目標を実現するためには、現場に関わる全員が同等に知恵を出し合い、共に助け合うことが最高の結果を生むものと思っています。私はとにかく、従来からの建設業に対するイメージを変えていきたい。現代は情報社会と言われますが、情報量は膨大で溢れており、その信憑性は、自身で確かめなくてはなりません。物事の「正解」は自分で作っていくもの。情報だけに捉われすぎずに、何に対しても、果敢に飛び込んでいく気概が新しい常識を作っていきます。お客様、地域の視点を共有し、受け身でない提案型の建設業者へ社員一人ひとりが誇りに共鳴し、あらゆる方々と幸福を分かち合うことが、私たちの本望です。

水谷建設株式会社 代表取締役